こだわり
背油チャチャチャ系とは
1980~90年代、環七ラーメン戦争と呼ばれるムーブメントが勃発していた。夜な夜なタクシーや一般乗用車が向かった先は、東京の交通網の大動脈となった環状七号線(通称:環七)沿いに、派手なネオンの輝くラーメン店。
その中でもブームを牽引していたのが、板橋区は東武東上線ときわ台駅と中板橋駅の中間を走る環七沿いにあった、「土佐っ子」。「土佐っ子」は、ホープ軒本舗が貸していた屋台から出発し、独立した店。ラーメン自体は他の多くの店同様、ホープ軒スタイルの茶濁した豚骨醤油スープだったが、最大の違いは、スープにコクを与えるために投入される背脂を、溶かさず固形のまま丼に豪快に振りかける“背脂チャッチャ系”と呼ばれるスタイルだった。
背脂まみれの一杯は見るからに身体に良くなさそうだが、そのパフォーマンスと、横一列に15人余り並ぶお客さんのラーメンを一気に作り、全員食べ終えたら、後ろに控えるまた15人程の列と入れ替わるという、まるでかつての共産圏の配給制度と見まごうシステムが独自の世界観を構築していた。
環七ラーメンの歴史
現在、「土佐っ子」にいた従業員や関係者から教えを請うて独立したラーメン店がいくつか分派し、今なお営業を続けているお店も存在する。
「土佐っ子」のDNAを受け継ぎし中でも、王道を行き、さらに進化しているお店が、「土佐っ子」と同じ板橋区内の東武東上線沿線の下赤塚駅に存在していた。
それが当店の前身「じょっぱりラーメン」である。
「じょっぱりラーメン」は「土佐っ子」の味を求める者や、ラーメンを愛する者、近隣の人たちに支えらえ、2020年10月まで営業を行っていたが、今回移転により16年間の幕を閉じ閉店。
今回「東京環七ラーメン」と名前を変え、2020年11月より、埼玉県鴻巣の地で再始動する。
こだわりのスープ
土佐っ子時代のスープの仕込みを行っており、あの時代の味を引き継ぐスープは現代の流れに合わせスープをさらに進化。
脂っこいけど味がある、しっかりとした芯が通ったスープを形成し、この旨さは数々のリピーターを生み出している。
スープに合わせた特製麵
麺はつるや製麺製。土佐っ子時代からの付き合いであるが、時代の変化、スープの進化に合わせて試行錯誤を重ねた特製麺を使用。
麺がスープをかき混ぜた時に、麺の中にスープが吸い込んでいく麺にし、 麺とスープと具が、一杯のどんぶりの中で三位一体の味を織りなすようにしている。
Copyright © 東京環七ラーメン All Rights Reserved